当社は一品ものの急ぎの加工が多く、なかなか機械屋さんもやってくれませんでした。してくれないなら自分でやるまでだ!!
マシニングを導入したのはそんな理由です。
現在、単品の製缶加工に必要な機械加工をするために使っているだけなので、 急ぎの対応も出来ます。
製缶品の削りは製缶の事も削りの事も分かっていないとスムーズにいきません。当社の機械加工はすべて製缶工(社長)がやりますので仕上がりがいいんです。(笑)
「機械加工でこうなるからこう加工しておこう!」
「製缶でこう歪が出るから先にこう削っとこう!」
製缶工が機械をやっているのでこういう考え方ができるんです。
バイスの口が300mmまで開くので大きい物も限界まで削ります。
長手も横は1300までいけます。
機械の横が開くのでさらに長いワークまでいけます。
上はアルミ角パイプ長さ2500mmのスリッド加工です。
バイスでつかめない大きなものは何かに溶接で付けてバイスでつかめるようにし、削ります。
6mmのシャーリング材、レーザーだと高いので削りました
製缶につきもののパイプやチャンネルなどの接合部、機械でするとばっちりあうので溶接が楽です。
盲目フランジもこれで抜いてます。